お知らせ

2021.3.11

3/21は「国際森林デー」

国際森林デーは、地球全体で森林の大切さを確認する日

3/21は「森林の日」ですが、「森林の年」があったことをご存じでしょうか?

初めて国連が「国際森林年」と定めた年は1985年。植樹イベントや森林についての教育、国際協力プロジェクトなどが活発に行われました。
その背景となったのは世界的な森林の減少・劣化。なかでも大きな問題とされたのは熱帯林の減少です。農耕地をつくるため、薪や炭をつくるためなどの理由で、適切な管理や保護がされないまま多くの木が伐採されており、現在まで熱帯林の面積は減り続けています。また、ヨーロッパや北アメリカでは、大気汚染により森林が荒廃していることが注目されました。

二度目の「国際森林年」は2011年。貧困問題、生物多様性の保全、地球温暖化の防止、砂漠化の防止といったさまざまな地球規模の問題を背景として、人類の生存のために森林を持続可能な形で管理する必要性が広く啓発されました。

このような流れを受け、さらに森林への意識を高めていくために国連が定めたのが毎年3/21の「国際森林デー」です。
毎年、国際森林デーの前後には、世界中で植林キャンペーンや写真コンテストなどが行われているほか、#IntlForestDayのハッシュタグで森林に関連するメッセージが世界でシェアされています。

国際森林デーは、国連食糧農業機関(FAO)により、毎年テーマが定められています。
2021年のテーマは、”Forest restoration: a path to recovery and well-being”(森林の回復:復元と幸福に向けて)です。

国際森林デー2021 /国連食糧農業機関(FAO)

森林を回復させるために、森林に足を踏み入れること。
それは、私たちが思うよりももっと大きな意味を持っている。

それは、私たちの健康と未来の世代の健康のために、より良い世界をつくること。

将来にわたって人間が森林の恵みを享受できるように、
植林や森林管理を行うこと。

それは、生き物が暮らせる場所をつくること。
仕事をもたらす経済活動を推進し、暮らしをもっと豊かにすること。
気候変動にガツンと影響を与えること。
空気、食べ物、水の質を高めること。
子どもが育つために健康に良い環境をつくること。

行動を起こすのに、遅すぎるなんてことはない。

私たちの森林を回復させよう。
より良い未来をつくろう。

(ナレーション和訳:森未来 山崎菜々子)

森未来は、木材流通を通じ、将来にわたって森林の恵みを享受していけるような林業のあり方を模索していきます。
また、違法に伐採された木材を使わないよう、合法木材の使用を推進し、森林の回復を応援します。

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