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森林認証を強みにした店舗空間づくりで、グローバルな信頼を獲得

総合ディスプレイ

株式会社白水社

1947年創業。商業施設や展示会、オフィスなどの空間デザイン・ディスプレイを手がける。
「お客様と共に、その時代の文化を創造する」を理念に、企画から施工まで一貫した空間づくりを行っている。

森林認証取得の背景

私たちが森林認証の取得を検討し始めたきっかけは、グローバルブランドのお客様から「店舗内装に使用する木材を、環境に配慮したものにしたい」というご要望をいただいたことです。
具体的には、COC認証の取得や森林認証材の使用が求められました。
デザインや品質に加え、サステナビリティへの配慮が取引の前提条件となり、お客様の期待に応えるためにも、森林認証の取得は欠かせませんでした。
しかし当初は知識も経験もなく、どこから手をつければ良いのか分からない状態。サプライチェーンの考え方や認証範囲の定義といった専門的な内容が、自社の事業にどう関わるのか判断できず、森林認証で遵守しなければいけない項目が記載された規格文書も難解で、手探りの状態でした。

森林認証コンサルティングに依頼した理由

最終的に専門のコンサルティングをお願いしようと決めたのは、私たちの主な事業である「店舗内装」という分野における森林認証取得について、深い知見と的確な理解をお持ちだったことが最大の理由です。以前から御社とはお取引があり、そのご縁で安心して相談できました。
支援が始まってからは、「専門家にお願いして本当に良かった」と感じる場面が多くありました。
複雑な森林認証の仕組みも、社内の関係者が理解できるまで丁寧に説明してくださり、工程ごとに整理された資料も分かりやすかったです。
もし専門家のサポートがなければ、本業のデザインや設計業務を行いながら森林認証を取得するのは難しかったと思います。
おかげで、プロジェクトを滞らせることなく、効率的に準備を進めることができました。

森林認証取得のメリット

森林認証を取得したことで、環境配慮を重視されるグローバルブランドからのご要望にお応えでき、お取引をより強固なものにできたことが最大のメリットです。
また、コンサルタントの方からいただいた「森林認証は取得して終わりではなく、取得後の運用が最も重要です」という言葉は特に心に残っています。
認証によって得た社会的な信頼を維持し、ビジネスに最大限活用していくことの重要性を改めて認識しました。

森林認証の今後の活用

今後は、森林認証取得を弊社の強みとして、社内外に積極的にアピールしていきたいと考えています。名刺やウェブサイトでの発信はもちろん、お取引先様への提案活動にも繋げてまいります。
また、株主の皆さまからSDGsへの貢献について説明を求められる機会も増えており、森林認証を具体的な取り組み実績として報告していく予定です。
日々の業務がある中で、森林認証の適切な運用や対外的な広報活動まで手が回りにくい部分もありますので、その点も引き続きサポートいただけると非常に心強いです。将来的には、この森林認証を軸にしたサプライチェーンの構築にも挑戦し、新たなビジネスの可能性を追求していきたいですね。

本記事の内容については2025年9月取材当時のものです。

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