商品紹介

2021.11.11

圧密材特集

Text by Shinmirai

柔らかいスギ/ヒノキを広葉樹と同じぐらい硬い材に変える“圧密”という技術を用いた木材のご案内です。


商品概要

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圧密の特徴

圧密とは、一般的に柔らかく傷が付きやすいと言われているスギ/ヒノキ(針葉樹)をプレスする事で広葉樹と同等の硬い材に変化させる技術の事を指します。

上記の写真は元は同じ厚みの材ですが、60%圧密する事でこれだけ薄くなり強度が増します。


技術の違い

一般流通する木材には圧密と圧縮という技術が用いられる事が多いですが、両者には大きな性能の違いが存在します。

圧密材は“プレス圧密”という技術で木材の面全体を長時間均一に圧縮します。
一度圧縮した材は時間経過や水濡れでも、圧縮前の状態に戻る事はほぼありません。
この圧密の技術を持つ工場は全国の2箇所しか無く、とても希少な技術です。
圧縮材は“ロール圧縮”という技術で、木材の面に対してローラーで短時間で圧縮させます。
圧密材に比べると安価ですが、時間経過などで元の状態に戻りやすくなっています。

圧密材の硬さ​

圧密材の硬さは広葉樹と同等程度の硬さを誇ります。

硬さの評価軸として比重やヤング係数がありますが、
実績値としてナラやカバより硬いと言えるデータが取れています。
床材や天板として使用した場合、スギなのに傷がつきづらい材として使う事ができます。

納品一例

これまで圧密材の納品先の大部分は学校や県庁などの公共案件が大半を占めていました。
それは地元の材を使って設計したい、地元の材はスギ/ヒノキしかないが…というニーズに応える物でした。
土足や傷が付きやすい場所でもスギ/ヒノキが使え、産地指定×圧密という使い方が一般化しています。

一方で民間系の案件では使用例がまだまだ少ないという状態です。
理由としては圧密の技術の認知が高くないからという事が考えられます。
産地指定×圧密のフレームワークはプロポーサルや設計のストーリー作りに大きく貢献します。

森未来では、ストーリー作りからご相談をお受け致します。