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商品紹介

2023.2.27

意匠性に優れたCLTのような素材!北海道産ライナウッドのご紹介

eTREE編集室

北海道産の樹種を使ったライナウッドについてご紹介します。

ライナウッドとは、昨今、大型建築物で注目を集めるCLT(Cross Laminated Timber)と同じ構造をした三層パネルです。

ライナウッドの大きな魅力は大きく3つになります。

  • 構造材だけでなく小物や家具、内装など幅広い用途に適している
  • 針葉樹だけでなく広葉樹のラインナップがある
  • 一つひとつ手作業で高品質な仕上がり

一般的にCLTは構造材として使われるのに対し、ライナウッドは木工から建築まで幅広く使えるようデザインされた材料で、木材調達は製造元である地元北海道産を使用しています。

実際にライナウッドを使用した中には「無垢と合板の中間のような素材」といった感想を抱く方もみられ、面材として調和のとれた材料です。

樹種

カラマツ

北海道産カラマツと言えば全国のカラマツ素材生産量の約7割を占めます。乾燥によって割れや狂いやすい欠点であったが、乾燥技術の発展により建築材料として使われるようになっています。針葉樹材の中でも比較的比重が高い樹種です。

トドマツ

トドマツは北海道内の人工林において、その面積の約5割を占めており、樹種別の蓄積量としても最も多い樹種です。

色は白色~淡黄色で、加工性がよく、梱包材やパレット材、建築材として幅広く使用されています。

道南杉

北海道の南部の函館から松前を中心とした地域に広く分布し、渡島の西部地域の人工林の半分以上がスギを占めています。

1773年に松前藩によって植林されたのが始まりと言われ、北海道の主要樹種であるトドマツやカラマツよりも古くから植林されています。

ナラ

市街地~山奥、海岸などにも見られる北海道を代表する樹種のひとつです。大きな道管が並ぶ環孔材であるため年輪がはっきりしています。また、放射組織が広いのが特徴で、まさ目面では虎の縞模様(虎斑)が現れます。家具用材としてはもちろん、国産ウイスキーの樽材としても利用されています。

使用事例のご紹介

厳しい品質管理のもと、乾燥や節のパテ補修やヤニの除去、仕上げの研磨まで職人による手作業で製造されたライナウッドは、階段踏み板や収納ボックス、スツール、机として様々な施設に使用されています。

商品が気になった方はぜひ、気軽にご相談・お問い合わせください。

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