どこを切っても同じ色、仕上げに使えるMDF|カラーMDF

概要

カラーMDFは、木材を繊維状にし、着色した原料を熱圧成型した木質材料です。着色した原料を使用しているので、加工によって色が変わったり、色が落ちたりすることがありません。カラーバリエーションも豊富で仕上げ材としても使用できるため、幅広い設計・デザインに使用できます。

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カラーMDFの特徴

カラーMDFはどのような加工をしても加工面は同じ色をしているのが特徴です。通常のMDFと異なり、カラーMDFは、染色した木繊維を原料としています。そのため、どのような加工をおこなっても、その断面は染色した色になります。

また、カラーMDFの表面は平滑なので、表面加工や塗装などの処理をしなくても仕上げ面として使用できます。

カラーは全部で8種類あり、厚さも5mm、9mm、18mmとバリエーションがあります。より厚みを出したい場合は、積層接着して厚みを出すことも可能です。色や厚さの組み合わせ、加工方法などアイデア次第でユニークな設計・デザインに仕上げることができます。

カラーMDFの原料となる木材はオーストラリアのラジアタパインです。これを韓国の工場に輸送し、カラーMDFが製造されます。輸入木質材料であっても、カラーMDFはFSC®認証商品（FSC®ミックス）で、サプライチェーンが追える商品です。

風合い

断面

着色した木繊維を原料としているので、加工断面も同じ色をしています。

塗装

ウレタン塗装やオイル塗装なども可能です。クリア塗装をすると基本的に明度が低くなります。

経年変化

屋外や日の当たる場所では色あせします。使用する場合は経年変化の考慮が必要です。

カラーMDFの使用事例

事務机

引き出し面をカラフルにしたり、天板の断面のアクセントとして使った事例です。

カウンター

脚から天板までカラーMDFで作った事例です。デザイン性のあるテーブルの実現。

ローテーブル

脚から天板までカラーMDFで作った事例です。デザイン性のあるテーブルの実現。

ドールシェルフ

カラーMDFにおけるカラーとMDFの加工性が見られる事例です。

家具

棚やデスクなどの家具に使用した事例です。明るい色でアクセントとして取り入れたり、暗い色で落ち着いた雰囲気を出したりできます。

ディスプレイ

ディスプレイやコンパスなどを作った事例です。ノベルティなどの利用も想像が膨らみます。

eTREEで提供可能なオプション

プロダクトストーリー

カラーMDFとの出会い

創業時にベニヤを取り扱っていた株式会社太閤は、合板の輸入などを通して、1990年からMDFを取り扱い始めました。MDFは化粧用のシートを貼ったりするので、表面材として使われることはほとんどありません。メイン商材として扱っているMDFの認知度をもっと上げることはできないか、その様に考えていた時にであったのが、仕上げ材として使えるカラーMDFでした。

ニュージーランドのラジアタパインを韓国で加工したカラーMDFは、FSC®認証材で作られているということで、すでにFSC®のCOC認証を取得している太閤としては相性ピッタリの商品でした。色合いもよく、均一であったことが気に入り、さらにFSC®︎森林認証製品であることから、輸入することを決めました。

カラーMDFを製造するメーカーは世界で3社しかなく、日本での流通量も少ないなかで、取り扱う会社の一つが株式会社太閤です。カラーMDFの均一な色合い、加工しても断面が同じ色であること、そして加工性も良い。この新しいMDFによって新しい設計・デザインへのアイデアが広がり、様々な用途で使われることを株式会社太閤は期待をされています。

商品バリエーション

色	厚み	巾	長さ	参考価格（／枚）
BLACK	5	1220	2440	￥8,200
GRAY	5	1220	2440	￥8,200
LIGHT GRAY	5	1220	2440	￥8,200
BLUE	5	1220	2440	￥8,200
GREEN	5	1220	2440	￥8,200
RED	5	1220	2440	￥8,200
ORANGE	5	1220	2440	￥8,200
YELLOW	5	1220	2440	￥8,200

商品情報

スペック