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メンテナンス性を追求した信州カラマツ外壁材

信州カラマツT&Tパネル

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ポイント

・新しい形状と施工方法の外壁材

・針葉樹の中でも比重が高く、水に強いカラマツを使用

・塗装により耐候性を高めた仕様

・部分的な交換も可能。

こんな人におすすめ

・木材を外壁で使いたいとお考えの方

・国産材利用に興味のある方

・屋外利用での木材でメンテナンス性が気になる方

概要

信州カラマツT&Tパネルは、信州のカラマツを用いた新しい形状と施工方法の外壁材です。カラマツは針葉樹の中でも比重が高く、硬い木材で、水にも強い特性を持っています。また、表面はラフソーン仕上げとすることにより塗料の浸透性が高まり、耐候性を向上させた仕上げになっています。

特徴

・Tの字型のカラマツ材が互いに反りを抑制

・ラフソーン仕上げで塗料の浸透性が高まり、耐候性が向上

・部分的な交換も可能

信州カラマツT&TパネルはTの字型のパーツと逆さになったTの字型のパーツを互い違いに組み合わせて施工します。Tの字型は木裏を表面とし、逆Tの字型は木表を表面とし、さらに中央に釘またはビスを打ち込むことで固定されるため、それぞれの部材の反りを抑制することができます。

表面はラフソーン仕上げに耐候性のある塗料で仕上げています。ラフソーン仕上げは製材時に使用する帯鋸で仕上げたような荒い仕上げ方法です。プレーナーやサンダーなどと異なり、表面がザラザラしているため塗料の浸透量が多くなり、耐候性が向上します。塗装の標準色はブラック、グレー、ダークブラウン、ライトブラウン、ホワイトの5色ですが、他の色の対応も可能です。

信州カラマツT&Tパネルは通常の外壁材と比較して簡易的に部材を交換することもできます。Tの字（逆Ｔの字）が互い違いに重なって各部材の中央を釘またはビスで留めているだけなので、釘またはビスを抜くことで、一部分から交換することが可能です。

木材コーディネーターからのコメント

カラマツの硬く、水に強い性質や欠点と考えられてしまう木材の反ってしまう性質など、木材の特性を上手に生かした外壁材です。信州（長野県）では人工林の5割以上をカラマツが占めています。地域材利用の観点からもおすすめの商品です。

風合い

形状

形状はTの字型と逆Ｔの字型をしています。施工する際には中央に釘またはビスを打ち込み、互いの部材が反りを抑制し合うようになっています。

表面性状

表面はラフソーン仕上げに塗装をしています。
プレーナー仕上げ等と比較して塗料の浸透量が多くなるため、耐候性も高くなります。

カラーバリエーション

基本のカラーバリエーションは5色で、ブラック、グレー、ダークブラウン、ライトブラウン、ホワイトです。また、お好みに合わせて他の色を選択することも可能です。

使用事例

外壁

内装

eTREEで提供可能なオプション

・塗装

・サンプル提供

商品のご相談

プロダクトストーリー

ウェスタンレッドシーダーから信州カラマツへ

「信州カラマツT&Tパネル」は販売して約18年。その始まりは地元信州の木を使っていこうという機運の高まりからでした。林友ハウス工業株式会社の当時のメイン商材はウェスタンレッドシーダーの内外装材で、国産材の取り扱いは少なかったそうです。信州の中でも北信はスギ、中信～東信はカラマツ・アカマツ、南信はスギ・ヒノキと主要な樹種が異なっています。そこで、林友ハウス工業の所在地である中信の主要樹種であるカラマツにスポットを当て製品開発に着手されました。

木の性質を活かした外壁材

カラマツフローリングを作るメーカーは多くいたため、外壁材として使えないかと考えたものの、どのような外壁材にするのか悩まれたそうです。そんな時、木材を外壁として使用する風習のある県外の事業者と繋がり、相談していく中で、木材が反ってしまう性質を逆に利用することに思い至りました。

変わらない形状、変わらないカラマツ愛

「信州カラマツT&Tパネル」はメンテナンスに優れていると林友ハウス工業の担当者は語られます。部分的に材を取り換えられることや塗料の浸透量を高めるラフソーン仕上げにすることなど、当時の担当者のカラマツ愛の強さもあってできたと話されました。
こうして完成した信州カラマツT&Tは開発当初から完成した形状・仕上げとして、その形を変えず、販売され続けています。