CoC認証 東京都

細田木材工業株式会社

顧客には親切に、品質第一に

東京都新木場にある会社で、木材製品の製造・加工から施工まで行うことができます。1931年に創業してから北洋材の製材や製品販売から始まり、現在では集成材や不燃木材、フローリング、ウッドデッキなど幅広い商品を取り扱っています。「天の恵みである木材を社会に役立てる使徒」の信条のもと、各種切削加工機だけでなく、塗装設備やレーザー加工機などの設備も導入してオールマイティに対応できるのが特徴です。FSC認証は2015年に取得しました。

先を見据えた認証取得

取得に向けて大きく動いたのは東京オリンピックです。過去のオリンピックでFSC認証材が使用されたこともあり、東京オリンピックでも認証材が重要な位置になると考えました。また、環境に配慮した考えが広まりつつある中、FSC認証が会社の信条と合致することから、FSCを取得することに決めました。ボルドーパインフローリングやアコヤなど輸入材における認証材は、海外を現地視察して確かな品質管理や植林によりサステナブルであること、認証取得事業者のサプライチェーンが構築されることを木材のプロとしてしっかり確認した上で、取り扱うことにしました。

Only Oneの付加価値木材

アコヤは、ニュージーランド産のラジアタパインをオランダの工場で化学処理(アセチル化)した商品です。劣化に強く耐用年数が屋外では50年、地中では25年に及びます。化学処理というと負のイメージをもってしまう人もいますが、有害な物質は含まれていないため、人体や環境に負荷をかけずに木材の欠点を取り除けます。また寸法安定性を備えているため、オランダでは公共施設や水辺の建築物、橋などの構造物から、木製窓などの建具にも使用されています。日本でも高尾山口駅や高輪ゲートウェイ駅などで施工した実績があります。

外材と国産材を扱う会社として

FSCを取得した当時は認証材の認知度もなく、特に受注につながることはありませんでした。しかし最近では地域産材指定の相談が来るようになり、FSC認証を通じたお付き合いも広がっています。現在は輸入材のFSC材を取り扱うことが多いですが、東京の木材業を営んでいる会社として、国産の認証材の取り扱い量も増やしていき、持続可能な森林に貢献していきたいと考えています。

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