FM認証 静岡県

天竜林材業振興協議会

浜松市でのFSCの取得

浜松市は、平成17年7月に合併し広大な森林を有しました。平成19年3月、この森林・林業の将来像や経営・管理の方針等を描いた「浜松市森林・林業ビジョン」を策定し、このビジョンに基づき、平成22年3月にFSC森林認証を取得しました。この取得には、浜松市をはじめ、静岡県、国、市内6森林組合等が「天竜林材業振興協議会」を設立し、グループで取得しました。森林組合が連携して取得したのは、全国初の事例であり、取得面積は、現在、市町村別で全国1位です(令和4年1月)。

COCが繋ぐサプライチェーン

浜松市のFSCの取組で特徴的なのが、COC認証取得事業者が多いことです。これは、「浜松市森林・林業ビジョン」策定時、森林関係者だけでなく製材・加工等関係者も参加・協議し、地域の合意形成を得てFSC森林認証の取得に取り組んだ結果です。現在、市内のCOC取得者数(木材関係)は70事業体で、素材生産業者をはじめ、製材・加工業者、流通業者、建築業者、家具業者等が取得しています。これにより、全国で最もFSCのサプライチェーンが繋がっている地域のひとつに成長し、FSC認証製品の安定供給が可能な体制が整備されています。

FSCを核とした森林・林業政策

浜松市では、この国際認証であるFSC森林認証を核に「FSC森林認証制度に基づく持続可能かつ適切な森林管理」と「天竜材(FSC認証材)を活用した新事業創出・木材利用の拡大」を進めています。具体的には、間伐や造林作業への助成について、FSC認証林内での作業にインセンティブを設けていることに加え、住宅・非住宅での天竜材使用への助成事業については、FSC認証材使用を条件としています。これにより、天竜美林の多面的機能の強化と林業・木材産業の振興を進めるとともに、SDGsや脱炭素化の実現を目指します。

各地に供給される天竜材(FSC認証材)

広大な認証面積や全国屈指のFSC認証材供給能力を基に、全国各地に天竜材(FSC認証材)を供給しています。特に2021年に開催された東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会関連施設である有明体操競技場や選手村ビレッジプラザに天竜材を供給しました。

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