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公園やドッグランなどで敷き詰められていることが多いウッドチップ。
高いデザイン性や消臭効果など多くのメリットが挙げられるため、庭やDIYで使用したいと思っている方もおおいでしょう。
そこで本記事ではウッドチップの入手方法やメリット・デメリット、使う時の注意点をご紹介します。
ウッドチップをエクステリアやインテリアの一部に取り入れたい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ウッドチップは木材を細かく砕いた木質系の資材です。
原料には解体現場や工場などで出る廃材や端材が多く使われます。
本来なら捨てられてしまう木材を活用していることや、経年変化で土に還る性質があることから、地球環境に優しい資材とも言われています。
ウッドチップと比較される製品がバークチップです。
ウッドチップが木の幹を原料にしているのに対し、バークチップは赤松や黒松の種皮を原料としています。
色合いや質感の違いが違うため、デザインの好みに応じて使い分けられています。
ここからは、ウッドチップの入手方法について、代表的なものをご紹介します。
ウッドチップは、自治体や清掃業を営む企業などで無料配布していることがあります。
無料配布されるウッドチップの多くは、家庭で剪定の際に出る枝や河川で回収した流木などを利用して作られたものです。
配布されているかどうかは、住んでいる地域の自治体や企業のホームページなどで確認できます。
ウッドチップは、ホームセンターで購入可能です。
ホームセンターでは、大きさや質感などを実際に見てから購入できるのがメリットと言えるでしょう。
一方で、売り場面積の都合上、小さい袋での販売が多いため、敷き詰めて使う場合など、大量に必要な時には不便かもしれません。
ネット通販のメリットは、大量購入に対応している点です。
店舗によっては大量に買うことで、コストを抑えられるケースもあります。
また、大量に購入すると運搬が大変ですが、ネット通販の場合は玄関まで届けてくれます。
運搬の必要がなく、力の弱い方でも安心です。
ただし、ネット通販のデメリットは購入した日に届くことは少なく、すぐに使い始められません。
施工したい日に合わせて、計画的に購入しましょう。
ウッドチップは、手間がかかるものの「自作」も可能です。
作り方は「機械を使う方法」と「手作業で作る方法」の2種類あります。
機械を使う場合は「ガーデンシュレッダー」を使います。
ガーデンシュレッダーとは、紙を刻む事務のシュレッダーと同じく、木の枝や葉を細かく粉砕するための機械です。
比較的簡単に扱えるものの、太い丸太などには対応していないため注意が必要です。
粉砕方法や動力によって種類があるため、使用する場所や枝の太さなどに合わせて選びましょう。
手作業で作る場合は、のこぎりである程度小さくしてから、ナタで好みの大きさに粉砕します。
かなり手間はかかりますが、剪定などで出た太い枝も加工できる点がメリットです。
https://www.etree.jp/item/TK007-0001-0002
ここではウッドチップをインテリアやエクステリアに取り入れて使うことで、得られるメリットについて解説します。
主なメリットは次の3つです。
ウッドチップで土壌を覆うことによってマルチング効果が出ることがメリットの一つです。
マルチングすることで日光が当たりにくくなり、土の乾燥を防ぐ効果や雨による泥はね防止効果が期待できます。
また、厚めに敷き詰めることで、雑草もはえにくくなります。
ウッドチップを使うことで土が見えなくなるため、洗練された雰囲気を演出できます。
木材を多く使ったエクステリアの中で、ウッドチップを庭全体に敷き詰めれば、全体の統一感が出ます。
また、観葉植物の鉢に敷き詰めることで土が見えなくなり、一気におしゃれな印象につながるでしょう。
近年発表された実験結果の中で、スギチップの香りをかいだ方の血圧やストレス指標となる「アミラーゼ」の活性が低下した、というデータが発表されています。
ストレスを感じやすい現代で人間を癒やす要素となることは間違いないでしょう。
また、木材には悪臭成分を吸着して消臭する効果もあります。
特にスギに含まれるタンニンはアンモニア臭を吸着することが明らかになっています。
さらに木材の匂い成分により、ハウスダストの原因となるダニの行動が抑制されることも分かってきました。
このように、ウッドチップは消臭・抗菌・防腐・防虫などさまざまな効果が期待できます。
ウッドチップのデメリットとして下記の2つが挙げられます。
ウッドチップを敷き詰めた場合、虫がわくことがあります。
地面に日光が入らず、湿気がこもりやすいためです。
さらに湿気がこもることで、虫だけでなくカビも生えやすくなります。
ウッドチップを敷き詰める際は、日当たりと水はけ、風通しの良い環境を作ることが必要です。
自然な素材であるウッドチップは時間が経つと微生物に分解され、土に還ります。地球環境に優しいエコな素材です。
しかしその特性から長期間同じ状態でいることができないため、資材としての耐久性は低くなっています。
時間が経って厚みが減るとマルチング効果が薄れてしまうだけでなく、見栄えも悪くなります。
さらにウッドチップの劣化に伴って、木材の特徴である消臭・防腐・防虫効果も弱まってしまうでしょう。
定期的に状態をチェックして、新しいウッドチップを補充する必要があります。
ここでは、ウッドチップの使い道について、代表的なものを紹介します。
庭などに敷き詰めて使うことで、マルチング効果があると共に、歩くときに足に負担が少なくなる効果もあります。
そのため、馬を調教する馬場やドッグラン、公園など動物や小さな子どもが立ち入る場所に、ウッドチップが使われることがあります。
さらに、庭に敷き詰めれば、デザイン的な統一感が生まれることに加え、雑草対策・泥はね防止にも効果が期待できます。
ウッドチップは、畑のうね間や花壇にマルチング材として利用されています。
雑草対策になるだけでなく、泥はねによって作物や花が病気になることを予防する役割もあります。
さらに、土の乾燥や急激な温度変化を防ぐ役割もあるため、畑やガーデニングにもおすすめの素材と言えるでしょう。
その他ウッドチップは、畑の堆肥としても利用されることがあります。
ウッドチップを堆肥にしたものを「チップ堆肥」と言います。
チップ堆肥は、主に剪定で出た枝などを細かく砕き、一定期間、発酵させて作る肥料です。
チップ堆肥を使うことで、土壌を柔らかくしたり、水はけを良くしたりする機能があります。
畑の土壌改良にも役立つ肥料と言えるでしょう。
ウッドチップは室内で観葉植物の鉢に使うと、見栄えが良くなることに加え、適度な保温保湿効果が期待できます。
その他、そのままバスケット、ウッドボックス、麻袋などに入れて飾るのも人気です。
特に、香りのあるスギやヒノキのウッドチップを使うことで、癒やしやリラックス効果を感じることができるでしょう。
その他、スギやヒノキの香りには消臭・抗菌・防虫などの機能もあるため、玄関や洗面所、トイレなどに使用されることがあります。
ウッドチップは室内で観葉植物の鉢に使うと、見栄えが良くなることに加え、適度な保温保湿効果が期待できます。
その他、そのままバスケット、ウッドボックス、麻袋などに入れて飾るのも人気です。
特に、香りのあるスギやヒノキのウッドチップを使うことで、癒やしやリラックス効果を感じることができるでしょう。
その他、スギやヒノキの香りには消臭・抗菌・防虫などの機能もあるため、玄関や洗面所、トイレなどに使用されることがあります。
室内でも屋外でもさまざまな効果が期待できるウッドチップですが、利用する際、また保管に関しては注意点もあります。
ここでは、ウッドチップを使う際に注意すべき点について解説します。
購入してから後悔しないよう、ぜひ参考にしてください。
ウッドチップを庭などに敷き詰めて使う場合、効果を最大限に発揮させるためには敷き詰める厚みに注意が必要です。
厚みの目安をまとめると、次のようになります。
厚み | 用途 |
10cm程度 | 大型犬・中型犬用のドッグラン雑草防止用のマルチング |
5cm程度 | 小型犬用のドッグラン花壇のマルチングなど |
購入したウッドチップが余った場合、保管に注意しなければなりません。
自然素材であり、湿気に弱いためです。
そのため、使わずに余った分はカビなどを避けるため、通気性の良い麻袋などに入れて、風通しの良い場所で保管しましょう。
使う際にもできるだけ日当たりと風通しの良い場所を選ぶか、それに近い環境を作る必要があります。
ウッドチップは、捨てられる予定の廃材や端材を原料とした、環境に優しいエコな木質資材です。
インテリアやエクステリアの一部として取り入れることで、木材の香りによる癒やしやリラックス効果、さらには消臭・防虫効果も期待できます。
敷き詰めて使えば土が見えなくなるため、全体の統一感が出るだけでなく、洗練されたデザインを楽しめるでしょう。
そしてウッドチップは、自治体の無料配布でも手に入る上、手間をかければ自分でも作れる、比較的手にしやすい資材です。
香りによる効果が高く、デザイン性にも優れたウッドチップを生活に取り入れてみるのはいかがでしょうか。
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