八女杉と大川家具で知られる県産材利用推進地
県の森林は人工林率が高く、八女地域は江戸時代から続く林業地であり、年輪が詰まって赤身が多く木目が美しい八女杉が有名です。建築材として強度と粘り強さを併せ持ち、通直・真円なので床柱などの見える部分で大きな魅力を発揮します。家具・建具生産で知られる国内有数の木工産業集積地の大川地域では、九州の早生広葉樹と杉のハイブリット材を開発するなど地域材開発に取組んでいます。県では2010年から低層の公共建築物は原則木造化、内装などによる木質化を推進し、県産材の利用拡大を進めています。