カラマツや木曽ヒノキなど樹種が多様で木材資源が豊富
県土の8割を森林が占める全国上位の森林県。人工林は全国的にはスギが主体のところ長野県では5割以上をカラマツが占め、その面積と蓄積量は全国2位となっています。産出木材は北部がスギ、中部はアカマツ、東部はカラマツ、南部はヒノキと主要樹種が異なり、製材工場も地域ごとに主体とする樹種が違いますが、どの樹種も建築用材として利用されているという強みがあります。信州唐松は優れた強度と通直さで評価が高く、日本三代美林の一つとして有名な木曽檜は神社仏閣や高級建具などで引き合いがあります。