スギ・ヒノキの生育適地、西川材など高樹齢で優良な木材を産出
県西部に広がる森林の半分がスギ・ヒノキの人工林です。気象条件や土壌が生育に適しており、江戸時代にはすでに林業が盛んでした。飯能市を中心とした西川林業地で生産される「西川材」は枝打ちや間伐を丁寧に行い、100〜200年かけて大きな木に育て上げる独特の育林方法により、色艶よく年輪が緻密で節の少ない良質な木材として古くから重宝されています。森林の6割以上を占める秩父地域では「秩父材」として高樹齢で良質なスギ・ヒノキが産出され、多くの公共施設や住宅で構造材から内装材・外壁にも活用されています。