吉野林業で知られる育成方法で高品質のスギ・ヒノキを産出
国内有数の優良木材産地であり、吉野材を筆頭に北山材、天川材、十津川材など独自の育成方法によるスギ・ヒノキが高い人気を博してきました。特に吉野地域は室町時代に植林が始まった日本最古の造林地であり、吉野材は大阪城をはじめ多くの著名な社寺建築に用いられてきました。密植・多間伐・長伐期の育林技術によって、年輪幅が狭く均一、幹が真っ直ぐでよく太り、真円で無節の優良材を生み出します。吉野杉は葉枯らしによって生まれる淡紅色が美しく特徴的です。全国平均と比べて強度が高く、シロアリにも強いとされています。