智頭杉をはじめとする長尺・大径木の優良材産地
県内には智頭杉で有名な智頭町などの歴史ある林業地のほか、マツを中心とした大山山麓、日野町・日南町などの新興林業地があります。智頭林業では優良大径木の生産を目的とした長伐期施業が主流で、樹齢約400年の「慶長杉」と呼ばれる人工林があります。智頭杉は寒暖差が激しい気候風土と伝統的な育林技術によって建築材だけでなく、緻密で均等な木目や淡紅色の心材などの美しさから内装材としても広く利用されています。長尺で大径、色合いの美しい大山アカマツの生産も続けられています。